協会について

広島県車いすテニス協会
(H-WTA:Hiroshima – Wheelchair Tennis Association)

設 立

1989年

趣旨・目的

 車いすテニスを通じ身体障害者と健常者及び、身体障害者相互の理解を深め、技術、精神力の向上を図るとともに、社会参加に対する意欲を大いに喚起し、平和都市広島から世界に平和と友好の和を広げることを目的とする。

 広島県車いすテニス協会では、県内において車いすテニス講習会を開き普及に努め、さらに中国・四国地区そしてアジア地域の車いすテニス発展事業に寄与してきました。障害者スポーツの昨今は、『見て、行って、楽しんで』レクリエーションから、競技スポーツまで、障害のある人々が選択してスポーツを楽しむ時代となってきました。その人々の力は、社会が混沌とする中、人々に感動と勇気を与えることができるものといえます。中でも車いすテニスは世界各国盛んに行われており、老若男女問わず初心者からトップ選手まで楽しめます。また、高齢化社会にあっても健全で元気なことが大きく世の中に寄与出来るものと確信しています。

沿 革

1989年 広島県内の各車いすテニスクラブを統合するとともに、車いすテニス競技の健全な普及と発展を促進し、車いすテニスを通じて身体障害者の体力の向上とともに、社会人としての健全な精神の育成を目指すために発足した。
1990年3月 全国車いすテニス大会を開催するための実行委員会を設立。
1990年9月 第1回平和カップイン広島 全国車いすテニス大会 開催。
1993年3月 第1回車いすテニス講習会を開催。
1994年3月 第2回車いすテニス講習会を開催。
同年4月 国際大会に向けて、台湾・シンガポールに講習会の開催を打診するため、会長が該当国に訪問する。
同年9月 シンガポール・台湾にて、車いすテニス講習会を開催。
同年10月 第5回平和カップイン広島を、広域公園テニスコートに会場を移し、国際交流車いすテニス大会として記念大会を開催。シンガポール、台湾から役員・選手計5名を招待。
1995年9月 徳島県にて、日本車いすテニス協会と共催で初心者講習会を開催。
1996年2月 鳥取県にて、車いすテニス初心者講習会を開催。
同年10月 シンガポール障害者スポーツ協会と当協会とが、シンガポール現地にて交流講習会を開催。
全国身体障害者スポーツ大会(広島国体)にて、オープン競技にて車いすテニス大会(中四国地域団体戦)を開催。
2002年11月 平和カップイン広島・国際交流車いすテニス大会が13回目を迎え、これまでの実績が結びつき、国際テニス連盟(ITF)より世界車いすテニスツアー・チャンピオンシップシリーズ3(CS3)の承認を受け、名称もPeace Cupと変更し、国際大会の仲間入りとなった。
2005年10月 Category表記をCS3からITF3に変更。
2010年10月 ITF2として開催。
2015年10月 ITF3として開催。
2019年10月 第30回大会をもって、Peace Cup 終了。